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【求職者向け】人材派遣会社への依頼や登録方法とは?企業紹介や就業までの流れと注意点・ポイントを解説

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こんにちは、キャル株式会社のげんた(@cal_public)です。

「正社員じゃなくても、自分らしく働ける仕事が見つかるかも」
このような想いから、「派遣」という働き方に興味を持っている求職者や転職活動中の方も多いのではないでしょうか?

派遣は自分のスキルや希望に合った職場で働ける柔軟性が魅力です。しかし、「派遣会社にどうやって登録するの?どのように依頼したらいいの?」という疑問や「自分に合う仕事を紹介してもらうには?」という不安など、はじめて派遣で働く方にとってはわからないことも多いでしょう。

本記事では、派遣社員として働きたい方に向けて、派遣という働き方の基本や、派遣会社に依頼するメリット・デメリット、派遣会社を選ぶポイントや注意点まで、人材派遣の利用がはじめての方も安心して読めるように、わかりやすく解説します。

派遣という働き方で新たな一歩を踏み出したい方、自分らしい働き方でスタートを切りたい方は、ぜひご一読ください。

目次

人材派遣サービスの特徴と派遣会社に依頼するメリット・デメリット

まずは、人材派遣サービスの仕組みや、派遣会社に登録や依頼をして働くことのメリット・デメリットについて解説します。

人材派遣の仕組み

「人材派遣」とは、人材派遣会社と雇用契約を結び、派遣社員として派遣先企業で働く仕組みです。

実際に働く派遣先の企業に直接雇用されるわけではなく、人材派遣会社が雇用主になるため、給与の支払いや社会保険の手続きなどは人材派遣会社がおこないます。
この関係は労働者派遣と呼ばれ、労働者派遣法という法律に基づいて運用されており、派遣労働者の働く環境や就業条件を守るためのルールが設けられています。

人材派遣の基本的な役割としては、産休などによる欠員補充や繁忙期の増員など期間限定で人材が必要な際に、マッチするスタッフを企業に派遣して就業させることです。事務やオフィスワークの他にITエンジニアや製造・物流の技能者、建設現場など、幅広い業種・職種に対応していて、アウトソーシングと併用されるケースも多く見られます。

全国に拠点を構えている人材派遣会社も多く、エリアや拠点によって対応可能な業種・職種が異なることもあります。
正社員とは異なる柔軟な働き方が可能で、自分に適した仕事を探しやすいのが人材派遣の魅力と言えるでしょう。

派遣とアルバイトの違い

人材派遣とアルバイトには、働き方や雇用の仕組みに違いがあります。

アルバイトは企業が直接雇用する形態で、採用から勤怠管理、給与支払いまで企業がおこないます。一方の派遣は、人材派遣会社と雇用契約を結び派遣先企業で働く形態ですが、勤怠管理をおこなったり給与を支払うのは派遣元の人材派遣会社です。

働き方についてですが、例えば「週3日休みが可能なコールセンターで働きたい」と希望する場合、アルバイトでは条件に合う求人を探して面接に行き、自分で企業と交渉しないといけません。派遣では、希望条件を人材派遣会社に伝えるだけで、担当者やエージェントが条件に合う派遣先を紹介してくれます。

また、待遇面も異なります。派遣社員として働く場合は社会保険に加入できるケースが多く、有給休暇の取得や福利厚生の対象になることもありますが、アルバイトでは企業の従業員数によって加入できないことも多い点が大きな違いです。

それぞれの働き方にメリットがありますので、働く時間や希望する待遇を考慮して自分に合う雇用形態を選ぶことが大切です。

派遣会社を活用して働くメリット

派遣会社を活用して働くメリットは主に以下4つです。

  • ライフスタイルに合わせて仕事が選べる
  • さまざまな職場で経験を積める
  • 大手企業で働ける
  • サポート体制が整っている

派遣会社を活用して働くメリットは多様な働き方ができる点にあります。
例えば、「フルタイムでは働けない」や「短期や時短勤務を希望している」など、ライフスタイルに合わせた働き方を実現しやすく、家事や学業と両立したい方にもおすすめです。

また、派遣会社は求人数が豊富でさまざまな業界や職場で働く機会があるため、幅広い経験を積むことができます。
特にITや事務の分野では、スキルアップにつながる仕事に出会えることも多々あります。しかも、大手企業に派遣されるケースも少なくなく、直接雇用ではなかなか巡り合えない企業で働けるチャンスがあるのも魅力です。

派遣会社によっては、キャリア相談やスキルアップ支援、就業後のフォローなどサポート体制が整っている会社も多いため、
「自分に合った仕事がわからない」や「職場とのミスマッチが不安」といったお悩みにも対応してくれます。

人材派遣は欠員補充や短期間の人材確保を目的としている企業が多いため、期間を限って仕事探しをしている方や柔軟な働き方を選択したい場合には最適です。また、「いずれは正社員として直接雇用されたい」と、考えている方のステップとしても役立つでしょう。

派遣会社を利用することのデメリット

人材派遣という働き方には柔軟さや自由度といったメリットがある一方で、以下のデメリットも存在します。

  • 雇用が不安定になりやすい
  • 契約更新をしても同じ職場にいられるのは3年まで
  • 派遣会社によっては福利厚生が整っていないこともある

まずは、雇用が不安定になりやすい点が挙げられます。
派遣社員は契約期間が定められていることが多く、契約終了のたびに仕事探しが必要になることがあります。同じ事業所の同じ部署での就業は、労働者派遣法により原則で3年までと制限(3年ルール)されているため、長期的に同じ職場で働きたい場合には不安が残るかもしれません。

さらに、派遣会社によって福利厚生の内容が異なる点にも注意が必要です。
社会保険の加入や有給は義務化されていますが、福利厚生は派遣会社によって異なるため、派遣会社を選ぶ際はしっかり確認するようにしましょう。

人材派遣は短期や期間限定の仕事を探すには適している一方で、雇用の継続性や待遇面での不安が発生する可能性もあります。
そのため、自身のライフスタイルやキャリアビジョンを見据えて、慎重に判断することが重要です。

派遣として働くメリット・デメリットについては、「人材派遣業界の動向と市場規模は!?今後の展望について徹底解説!」でも解説しています。ぜひご一読ください。

人材派遣会社への依頼・登録方法と派遣社員として就業するまでの流れ

ここまでは、派遣の仕組みやアルバイトとの違い、派遣会社を活用して働くメリット・デメリットについて解説しました。

次は、派遣会社に依頼・登録して派遣社員として働くまでの流れを見ていきます。

  1. 登録や必要項目の入力
  2. 派遣会社との面談
  3. 仕事紹介
  4. 打ち合わせ/職場見学
  5. 就業開始
  6. 就業後サポート

登録から働くまでの主な流れは上記の通りです。一つずつ解説していきますので、しっかり確認しておいてください。

STEP1.登録や必要項目の入力

派遣社員として働くための第一歩は、派遣会社への登録です。
登録方法は、Webや電話による登録、来社しての対面登録などが一般的です。他にも、説明会やセミナーなどを開催し、その場でエントリーできる派遣会社もあります。

Web・オンライン登録の場合

Web・オンライン登録する場合、まずは派遣会社の公式サイトにアクセスし案内に沿って手続きを進めます。
入力する項目は派遣会社によって異なるものの、一般的には連絡先・個人情報・職歴・資格などのプロフィール、希望の職種などを詳細に入力します。入力内容を送信すると登録完了の確認メールが届きます。メールには今後の流れや手続き方法が記載されているため、
必ず確認するようにしましょう。

Web・オンライン登録はスマホやPCから簡単にできますが、ガイドラインや注意点などをしっかり確認することが重要です。

また、派遣会社によってWeb登録の流れや方法はさまざまです。サポート体制の確認も含め、わからないことがあれば登録しようとしている派遣会社に問い合わせをおこないましょう。

来社して登録する場合

派遣会社に赴き登録する場合、まず来社予約をして訪問日を決めましょう。
当日は本人確認書類や職務経歴書など必要書類を持参します。派遣会社のオフィスで担当者やエージェントと直接面接し、希望する仕事やこれまでの経験について話すのが一般的です。

来社登録のメリットは疑問点をその場で相談できる点です。ただし、派遣会社によっては流れや手続き内容が異なるため、事前に確認しておくようにしましょう。

電話登録する場合

電話登録をする場合、派遣会社の公式サイトなどで電話番号を調べます。
電話をかけた際、登録手続きの流れや必要事項の確認をして予約を取ります。気になる点があれば、その際に質問しましょう。

個人情報を口頭で伝えるケースもあるため、個人情報保護の観点からも信頼できる企業かどうかの確認が重要です。予約後は案内に従って必要情報を入力し、メールなどで内容の確認や共有をしておくとスムーズです。

STEP2.派遣会社との面談

派遣会社への登録後、次のステップとして面談をおこなう場合があります。
面談は、あなたに合った仕事を見つけるために、希望やスキルを詳しく確認する大切な場です。

実施される場合には、事前準備をしっかりして臨みましょう。自分のスキルや資格・職務経験・得意な業務内容を、明確に伝えられるように準備しておきます。働きたい条件もリスト化し、勤務時間や勤務地、給与の希望などをできるだけ具体的に伝えるようにしましょう。
服装はカジュアルでも問題ありませんが、清潔感を意識することが重要です。面談をうまく活用することで、ご要望に合った派遣先をスムーズに見つけられる可能性が高まります。

派遣会社によっては、面談をおこなわずに登録のみで仕事紹介に進むケースもありますので、必要情報は詳細に入力することをおすすめします。面談の有無に関わらず、不安や疑問があれば気軽に相談すると良いでしょう。

STEP3.仕事紹介

次のステップは仕事紹介です。担当者からあなたに合った求人を紹介してもらうのですが、定期的に連絡を取り合い、気軽に相談できる関係を築くことが大切です。
なお、派遣会社によっては、一般公開している求人以外にも非公開求人が検索できることもあります。

紹介された仕事は応募前にしっかり確認し、業務内容や企業の特徴、注意点を把握しておきましょう。特に、未経験でスキルアップを目指す場合、要望に合った案件かどうかを担当者と話すことが重要です。

また、職歴や資格を整理しておくことで企業へのアピールがスムーズになります。例えば、エンジニアやIT分野を目指す方は、これまでの経歴・開発内容・ポジションなどです。
紹介された仕事に応募した後は、結果についてのフィードバックを担当者にお願いし改善点があれば次に活かしましょう。

なお、沖縄など地域特有の求人に応募する場合は、賃金相場や勤務環境など、現地ならではの情報を事前に調べておくと安心です。
信頼できる派遣会社と連携していくことが、派遣社員として安心して働くためのカギになります。

STEP4.打ち合わせ/職場見学

仕事紹介の後は打ち合わせや職場見学に進みます。
ただし、労働者派遣法により、就業前に企業と労働者による面談・面接は原則禁止されています(紹介予定派遣は例外)。
そのため、あくまで仕事内容や勤務条件のすり合わせを目的とした「打ち合わせ」であり、選考を目的としたものではないことを理解しておきましょう。

打ち合わせはWebや実際の職場でおこなうのが一般的です。職場見学をすることで、勤務する職場環境や雰囲気、働いているスタッフの様子を知ることもできます。

打ち合わせの際は、業務内容が事前に聞いていたものと合っているかを確認し、企業の方針や就業後の研修制度・サポート体制についてもヒアリングし、安心して勤務開始できる環境かをチェックすることが大切です。
打ち合わせは役立つ情報が得られる場ですので、積極的に質問して不安を解消しておくと良いでしょう。

STEP5.就業開始

打ち合わせや職場見学後、企業側で受け入れる準備が完了したらいよいよ就業開始です。
勤務初日は、まず派遣先企業で自分の指揮命令者が誰なのかをしっかり確認しましょう。雇用契約は派遣会社と結んでいますが、
業務は派遣先企業の指揮命令者から指示を受けながら遂行していきます。

仕事内容について何か不明点や困りごとがあった場合は、まずは指揮命令者に相談しましょう。派遣先で直接対応できない場合は、
派遣元である派遣会社の担当者に相談することも大切です。

勤務開始後も、派遣先の研修やフォローアップが実施されるケースもありますので、職場での受け入れ体制についても確認しておきましょう。しっかりと準備を整えておくことが、長く安心して働いていくためのポイントです。

STEP6.就業後サポート

勤務開始後も安心して働いていくためには、派遣会社の担当者との定期的な相談が重要です。

勤務を続ける中で仕事内容や勤務時間に関してお悩みが出てきた場合は、早めに相談しましょう。また、派遣先企業での仕事の進め方や自分に合った業務内容かどうかについて、率直なフィードバックをおこなうことも大切です。
トラブルを未然に防ぐためにも、些細なことでも担当者に共有することが重要になります。

さらに、派遣会社によっては、スキル向上を目的とした研修や勉強会の実施など、教育制度が整っているところもあります。
スキルアップにつながり、派遣先での活躍にも役立ちますので、派遣社員としてより良い環境で働くためにも積極的に参加するのがおすすめです。

人材派遣会社に依頼・登録する際のポイント紹介

ここまでは、人材派遣会社に登録してから実際に働くまでの流れをご紹介しました。

次は人材派遣会社に依頼・登録する際のポイントを見ていきましょう。

  • アピールできるスキル・経験を整理しておく
  • 仕事の条件や要望を明確にしておく

ここでは上記2つを解説しますので、これから人材派遣会社に登録される方はぜひ参考にしてください。

アピールできるスキル・経験を整理しておく

一つ目のポイントは、アピールできるスキル・経験を整理しておくことです。
派遣社員として働くためには、事前にアピールできるスキルや経験を整理しておくことが重要になります。

特に、エンジニアやIT関連など専門的なスキルがある場合は、具体的な経験や資格をまとめておきましょう。未経験でも応募できるオフィスワークなどの業務を希望する際も、これまでの経験をどう活かせるか整理しておくと仕事紹介もスムーズです。

自身の強みを正確に伝えることで、より条件の良い企業や派遣先を紹介される可能性が高くなります。派遣登録後のキャリアアップにもつながるため、準備を怠らず、こまめに内容を更新していきましょう。

仕事の条件や要望を明確にしておく

二つ目のポイントは、仕事の条件や要望を明確にしておくことです。

希望する職種や仕事内容を整理し、派遣会社の担当者にしっかり伝えることで、条件に合った派遣先を紹介してもらいやすくなります。
例えば、販売・製造・金融・物流などの業種や、営業・事務・オフィスワーク・介護・工場・軽作業といった職種などです。
人材派遣会社はさまざまな業種・職種の案件を抱えているため、未経験でも挑戦可能な仕事が多々あります。

また、時給や給与、勤務時間・勤務地・福利厚生などの条件は、ミスマッチを防ぐためにも明確にしておきましょう。要望を明確にしておくことで、仕事の紹介もスムーズに進み、自分に合った企業で働ける可能性が高くなります。

人材派遣会社に依頼・登録する際の注意点を紹介

ここまでは人材派遣会社に登録する際のポイントをご紹介しましたが、続いては人材派遣会社に依頼・登録する際の注意点を見ていきます。

  • 嘘の経歴を登録しない
  • 必ず仕事が紹介されるわけではない
  • 登録から就業開始までは時間がかかるときもある

ここでは上記3つを解説しますので、後々でトラブル沙汰にならないように必ずご確認ください。

嘘の経歴を登録しない

最もご注意いただきたいのが、嘘のプロフィールや職歴を登録しないことです。

スキルや仕事内容を偽って登録すると、派遣先企業での業務に支障が出るだけでなく、信頼を損ないトラブルに発展する恐れもあります。未経験の分野に挑戦する場合でも、正直に申告することで、自分に合った仕事を紹介してもらいやすくなります。

そのため、「少しでも良い条件で働きたい」や「大手企業で勤務してみたい」などの理由があっても、プロフィールや職歴には嘘を登録しないようにしましょう。

必ず仕事が紹介されるわけではない

二つ目の注意点は、派遣会社に登録したからといって必ず希望の仕事が紹介されるとは限らないことです。

派遣先企業のニーズ、スキルや経験とのマッチングによっては派遣先が決まらないこともあります。特に未経験の場合は時間がかかるケースもあるので注意が必要です。
仕事探しをスムーズにおこなうには、複数の派遣会社へ登録して多くの求人情報を知る、アルバイトをしながら転職支援サービスに依頼して提案を受けるなど、対策が必要な場合もあります。

就業開始まで時間がかかるときもある

三つ目の注意点は、派遣会社に登録してもすぐに就業できるとは限らず、就業開始までに時間がかかるときもあります。
早ければ就業先と打ち合わせをした翌日~1週間以内で就業開始になりますが、遅い場合は1ヶ月近くかかる可能性もゼロではありません。

また、未経験OKや大手企業といった案件に応募する場合、紹介されるまで時間がかかることもあります。企業との調整や条件に合う案件が発生するまで待つケースもあるため、状況によってはアルバイトなどで収入を確保することも考えましょう。

人材派遣会社選びのポイントや活用時の料金相場は?

ここまでは人材派遣会社に登録する際の注意点をご紹介しました。

次は、実際に登録する人材派遣会社選びのポイントや、活用時の料金相場について解説します。

ポイントは自分が働きたい業種・職種に精通している人材派遣会社選び

派遣会社を選ぶ際の一番のポイントは、自分が働きたい業種や職種に精通している会社を選ぶことです。

特に未経験の分野に挑戦する場合や、これまでの経験を活かしてスキルアップしたい場合には、その分野に強い派遣会社を利用することで、より希望に沿った派遣先企業を紹介してもらえる可能性が高まります。

加えて、研修やセミナーなどのサポート体制が整っている会社であれば、仕事に必要な知識やスキルを身につけながら成長できますし、
就業開始後に担当者が定期的に職場を訪問したり、相談や面談などのフォロー体制が整っていると安心して就業できます。

登録料や費用は無料が一般的

派遣会社に登録して仕事紹介の依頼をする際、基本的に登録料や費用は無料です。

多くの派遣会社では、求職者や転職希望者が安心して相談や依頼ができるように、ホームページやWebサイトには費用が不要である旨を明記しています。そのため、登録時に料金を請求されるような場合は注意しましょう。

派遣会社へは派遣先企業からマージンが支払われる仕組みのため、求職者が負担する必要はありません。安心して仕事探しを進めるためにも、無料登録できる派遣会社を利用しましょう。

人材派遣会社への依頼・登録時に関するよくある質問

ここまでは、人材派遣会社選びのポイントと利用時の料金に関して解説しました。最後は、人材派遣会社に依頼・登録する際のよくある質問をご紹介します。

登録を進めようとしている中で、いろいろな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そのような方は、以下の内容を参考にしていただくことで、問題解決につながります。

未経験でも派遣で働けますか?

未経験でも派遣で働くことは十分可能です。
派遣会社の多くで未経験者向けの求人を取り扱っており、派遣先の企業でも丁寧な研修やサポート体制を用意している場合があります。
オフィスワーク・営業・販売など、未経験からスタートできるチャンスは多々ありますので、派遣会社の担当者にしっかり相談し自分に合った仕事を紹介してもらいましょう。

紹介された仕事は断っても大丈夫ですか?

派遣会社から紹介された仕事を断ることは可能で、無理に引き受ける必要はありません。
仕事内容・勤務時間・就業条件などがご要望と合わない場合、遠慮せずに担当者に相談しましょう。派遣先企業で長期就業するためにも、自分に合った仕事を選ぶことが大切です。
条件をしっかり伝えることで、よりご要望に沿った仕事を紹介してもらえる可能性が高まりますので、納得できるまで相談を重ねましょう。

派遣社員と正社員で雇用形態に違いはありますか?

派遣社員と正社員では雇用形態に違いがあります。
派遣社員は派遣会社に雇用されて派遣先企業で仕事をするのに対し、正社員は企業と直接雇用契約を締結します。
ただ、仕事内容は基本的に大きく変わらず、労働者派遣法に基づく同一労働同一賃金の制度によって待遇格差の是正が進んでいるのでデメリットとは言えません。

社会保険や有給休暇はありますか?

派遣社員でも社会保険への加入が義務の場合があり、有給休暇も取得可能です。
以前は社会保険の加入義務は雇用期間が1年以上見込まれる場合でしたが、法改正により令和4年10月からは、2ヶ月以上の雇用が見込まれる場合に加入が義務化されています。
また、同一の派遣会社で6ヶ月以上継続勤務し、全労働日の80%以上出勤している場合は有給休暇が付与され、年5日の取得が義務になっています。

「顔合わせ」は面接ではないと聞きましたが、本当ですか?

派遣社員の場合、派遣先企業との顔合わせは、面接や面談ではなくあくまでも打ち合わせの一環です。
実は、派遣先企業が受け入れ前に派遣社員を選定したり面接をおこなうことは、労働者派遣法によって禁止されています(紹介予定派遣は例外)。そのため、顔合わせは採用を決める面接とは異なり、仕事内容や受け入れの条件確認、適性を見極めるための場と把握しておきましょう。

人材派遣会社に依頼・登録~企業で働くまでの流れや特徴・注意点のまとめ

今回は、派遣で働こうと検討している方に向けて、派遣会社に依頼・登録してから派遣社員として働くまでの流れや、ポイントや注意点を解説しました。

人材派遣サービスは、求職者や転職希望者と企業をつなげる重要な役割を果たします。
派遣会社に依頼することで、自分のスキルに合った仕事を見つけやすく、就業後のサポートも受けられるメリットがあります。
一方で、なかなか派遣先が見つからない、正社員と比較して雇用の安定性が低い点はデメリットです。

派遣会社に登録してから就業するまでの流れやポイントをしっかり押さえ、担当者と相談しながら進めることが重要になります。
この記事を参考に、派遣で働くための第一歩を踏み出してみてください。

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げんた【広報課】

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げんた【広報課】

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通信・情報サービス・不動産の業界を経て、2025年キャルに入社。これまでのWEBライターの経験を基に広報としてキャルを盛り上げていきます。

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